ボルダリングをはじめる人が最初に買うべきもの
ジムで行うボルダリングは、ほぼ初期投資無し、施設利用料だけで始められるスポーツです。
しかし、お金を払っておいたほうが良いものもあります。
今回は僕の個人的な経験から、ボルダリングをやる上で買っておいたほうが良いものについて説明します。
# 買うべきもの:絆創膏
結論から言うと、絆創膏です。具体的に言えば、ケアリーヴです。
僕は以下の 3 種セットを買っています。
個人的にケアリーヴを常備しているというだけなので、お好きなブランドを選んでください。
ただし、良くない絆創膏だと皮膚が突っ張って痛かったり、水に弱かったりします。
それなりに粘着力が高く、テープの伸びの良いものがおすすめです。
# 続けていれば確実に絆創膏のお世話になる
クライミングは危険を伴うスポーツです。
骨とか健とかまで行く怪我は少なくても、ぶつけたり擦ったりすることは多くあります。
僕は始めたばかりの頃は壁との距離感を測れず、肘や膝をぶつけることが多かったです。
最近は距離を出そうとしたときに目標より手前のホールドに手をぶつけてしまうことが何度かありました。
絆創膏は初心者時代のみならず、長期的に有用なアイテムです。
# 小さい怪我ならすぐ止血できれば続行可能
傷がある状態では続行するのはメンタル的にも衛生的にもよくありません。
また、ジムや他の利用者にも迷惑なので流血したまま登るのは止めたほうが良いでしょう。
もちろん、スタッフの人に申し出れば絆創膏をもらえると思いますが、使い慣れたものを常に持っておくのは安心できると思います。
# すぐに買わなくても良いもの
クライミング経験者はいろいろと道具を持っていますが、初心者はすぐ買わなくても良いものがほとんどです。
# クライミングシューズ
シューズはボルダリング中に使えるほとんど唯一の道具ですが、初心者はしばらくレンタルで良いと思います。
僕は 1 年ほどレンタルシューズでした。
安くない買い物なので、初心者を脱し、継続していく気になってから買っても遅くありません。
最初に買うシューズの相場が大体 15000 円前後、レンタルシューズの値段が 1 回 300 円と考えれば、「今後 50 回(週イチなら 1 年)以上ジムに行く」という決心がついたら買いどきです。
# チョーク
チョークも重要な道具ですが、これもはじめたての頃はレンタルで良いのではないかと考えています。
ただし、チョークは 1 回 200 円程度でレンタルできるジムが多いですが、買えば一袋 1000 円台でそれなりの量が入っています。シューズと比較してレンタルのコスパが悪いため、早い段階で買っても良いでしょう。
なお、重要度は体質によりけりです。僕は「乾き手」らしく、あまりつけずに登ってしまいます。
# ウェア
クライミングウェアはかっこいいものが多いですが、ジムで登るぶんには山岳地帯での保温性とか安全性とかは求められないため、正直どんな服装でも良いです。
# 長く続けることが上達の条件
なんか「怪我しても登れ」みたいな主張になってしまいましたが、そんなことはありません。
絆創膏はあくまで応急処置であり、怪我をしたら早めに切り上げるべきです。
専用の道具にこだわりすぎず、元気に続ける工夫をすることが、結果的に上達につながると思います。
無理をせず、怪我を長引かせず、「今日 10 分登るより次回 1 時間登る」ことを優先していきたいものです。